本日もご来店、お問い合わせをいただきありがとうございました。
あす24日(土)は10時〜17時まで営業いたします。皆さまのご来店をお待ちしております。
時計修理工房の石川から、本日の時計修理業務をご報告するとともに、お客様よりお預かり致しましたモーリス・ラクロアのお時計をご紹介致します。

今日のお時計【MAURICE LACROIX】

「竜頭が取れてしまいました。ただつけるだけなのか、取り替えなのかわかりません。
正規品と社外品で値段がいくら違うのか知りたいです。」

ご相談をいただいたのは、モーリス・ラクロアのお時計のリューズが外れてしまったということ。
時刻合わせなどの操作の際に、お取り扱い方法によっては負荷がかかりやすく、ネジのような形状の芯部分は磨耗も起こりやすいものでございます。外装部品では、このリューズがいちばん多くお直しのご相談をいただく箇所かと存じます。
D様がおっしゃるように、もともと取り付けられていたメーカー純正リューズを利用して修正が可能な場合は、見た目も変わらず、また修理費用も抑えることが可能です。しかしながら、お取り付けが不可能な場合にはリューズを交換しなくてはなりません。
交換する場合には、メーカー純正品の入手にまず努めますが、メーカー専有部品となってしまっていることが多くございます。そのため、私どもからメーカーご対応修理のお取り次ぎをご案内させていただくか、規格の合う社外製リューズのお取付を当工房で行うためのご案内を差し上げております。
どのようなご案内になるのか、やはり職人さんの確かな目による判断が必要でございます。お見積りのご案内まで、どうぞよろしくお願い致します。
D様、このたびはご相談いただきありがとうございます。【33517】

今日の業務目標

  • 昨日営業時間外〜本日営業時間内にいただいた、すべてのお問い合わせのメールにご対応いたします。→完了いたしました。
  • お時計の修理完了のご報告後、窓口へのご来店によるお引き取りを希望されているお客様より、長らくご来店のご予約をうかがえていない案件をピックアップし、お客様にお電話やメールなどでお声がけしてまいります。→メール、お電話にてお客様へのご連絡を8件差し上げました。

日報作成時間

19:10- 19:35

修理工房 石川へのご相談はこちらから

<只今、多くのお問い合わせ・ご依頼を頂いておりますため、順番にご対応させて頂いておりますが、ご返信に3日〜4日間ほどお時間頂く事がございます。ご了承ください。>

(※印がついているものは必須項目です)

ブランド
(分かれば機種名も)
ご相談の内容 ※ 作動しない。クロノグラフ不具合。カレンダーの不具合。時計の遅れ/進み。リューズの破損。押しボタンの不具合。風防/ガラスの交換。文字盤の破損/汚れ。12時位置の針ずれ。針のぐらつき/脱落。ベゼルの傷・破損。ベルトの傷・破損。ベルト交換。オーバーホール。時計外装の研磨。電池交換。ベルトの長さ調整。
保険の使用 保険は使わない。携行品の保険を適用したい。家財保険を適用したい。
おおよそのご予算
お名前 ※
E-mail ※
電話番号 ※
郵便番号
郵送パックお届け先
その他のご要望

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 石川【時計修理工房】が執筆しました。

静岡県出身、現在は愛猫2匹と名古屋市に在住。これまでアパレル・販売業に従事しておりました。 時計修理工房の中では新参者ですので、日々たくさんのお時計に触れることが勉強です。特に、お客様や職人さんと世間話やお時計にまつわるお話しをすることが好きです。お電話でのご連絡や、名古屋市西区那古野のサービス窓口にて、お客様にお目にかかる時にはどうぞよろしくお願いいたします。

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私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同