時計修理工房の近藤でございます、本日もたくさんのご来店、誠にありがとうございます。
本日は、タグホイヤーの研磨仕上げをご紹介致します、宜しくお願いします。
今日のお時計【TAG HEUER】
窓口にてお任せ頂きました、I様のタグホイヤーでございます。
この度はお時計の修理と合わせ、研磨仕上げをご希望頂きました。
大切なお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
本来であれば全ての修理項目を事細かくご紹介したく存じますが、
少々長くなってしまいますので、研磨仕上げをピックアップして、ご紹介致します。
何卒宜しくお願いします。
研磨仕上げのご要望は多く、大変ご好評頂いております。
(年間:約300本程研磨仕上げを受注頂いております。)
本当にありがたいことでございます。
【研磨仕上げ】は、お時計の表面についた汚れや傷、打痕を除去して、
艶や輝きを新品時の様に戻すことから、【新品仕上げ】とも呼ばれます。
少なからずお時計を削る行為でございます為、頻繁に行われる事はオススメしておりませんが、
10年に1度や、メンテナンス3回に1度などお決め頂いて行われるとお時計を綺麗な状態に保てます。
熟練の職人がお時計の綺麗なフォルム、エッジを台無しにしないよう丁寧に、
また、最小限のラインで磨き上げますので、仕上がりにも満足いただけるかと存じます。
内部の修理やメンテナンスは、申し上げるまでもなく外見からは何も変わり映えを確認できませんが、
研磨仕上げは、お時計がより綺麗になる、新品時のようになる事を実感頂けます。
ここからはお写真と共にご紹介致します。
まずはベルト側面でございます、
こちらのベルトは、ヘアラインと鏡面のコンビでございますので、
それぞれ元の仕上げの通りに研磨を行わせて頂いております。
中留(バックル)の部分はいかがでしょうか、
バックル部分は小傷がつきやすいですので、時間をかけてじっくり研磨する箇所でございます。
ロゴが薄くなる事もなく、しっかり行なえております。
プッシュボタンも研磨可能でございますし、
ケース側面の縦に伸びるヘアラインも問題無く行えます。
ベゼルは凹凸が変化しないように考慮しながら研磨を行いますので、
軽く研磨を行いますが、小傷でございましたら十分に取り除けます。
ケースラグの部分のフォルムも崩れる事もなく、美しい状態を保っております。
裏蓋の開け傷は、深かった為消しきれませんでしたが、おおよそ目立たなくなりました。
弊社はお時計のブランド、モデル、素材問わず研磨仕上げを承っておりますので、
ご希望の際は是非、わたくし近藤までお問い合わせください。
宜しくお願い致します。
「タグホイヤーのお時計は、【タグホイヤーのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://watch-repair-tagheuer.com/
今日の業務目標
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
今日の業務スケジュール
10:00 –お問い合わせのメールに返信致しました。
11:00 –見積りを整え、ご案内致しました。
12:00 –ホームページのお問い合わせ数を解析し、会議資料の作成。
13:00 –休憩を頂きました。
14:00 –見積もりを整えました。
15:00 –見積もりのご案内。
16:00 –職人にお時計をお任せ。
17:00 –窓口にてお時計をお納め致しました。
18:00 –見積もりを整え、ご案内しました。
19:00 –日報の作成
あすへの引き継ぎ事項
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
日報作成時間
19:00 – 20:00
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