に 奥平【時計修理工房】 が 修理のご依頼をいただきました。
本日は以前のお直しのことでお叱りを受けました。
元々、研磨仕上げを希望されていないお客様に、何故か研磨仕上げを行ってしまったとの事、しかも仕上げについてもサイドは鏡面のようにピカピカに、他の部分は軽く研磨したような不思議な仕上げ方になっておりました。
当初は過去の修理履歴を確認しながらお電話でお話をしていたのですが、履歴にも無いため、話が噛み合わず、最終的にはお客様にご来店いただき、見せていただきました。
見せていただき、納得、即座に今までの非礼とできる事を対応させていただく事をお約束させていただきました、古い形に戻す事は出来無いので、全体を半端な研磨箇所を再度研磨させていただき、全体的に均一に近い仕上がりをご提案させて頂き、職人にも申し伝えました。
他にも、リューズのねじ込みについてもご指摘を受けましたので、「できる範囲」ではありますが、対応させていただきたいとお伝えし、時計をお預かりさせていただきました。
今回、ひょんなことからお客様とお話する機会があり、お叱りを受ける事にはなりましたが、お客様はとても辛い思い、悔しい思いを持たれていたと思います。
お時計の研磨については、「戻す」事のでき無い重大なミスですが、少しでもご納得いただけるように今後の対応を行いたいと思います。
日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。
私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。
▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。
株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。
いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。
私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。
私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。
2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同
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