本日もご来店、お問い合わせをいただきありがとうございました。身を切るような冷たい風の吹く日でございましたが、足を運んでくださったお客様には感謝が尽きません。
この時節といえば、生まれ育った田舎では、冬の風物詩と思っておりました「石焼きいも」屋さん。そういえば、名古屋市に越してきてからはほとんど見かけたことがございません。かと思えば、コンビニや大きなスーパーで美味しそうな焼きいもが手軽に売られていたり。時代とともに移り変わるものなのでしょうか。走って買いに出かけたくなるあのアナウンスや、ほくほくの甘いお芋を手渡ししてくださるお芋屋のおじさんを思い出し、少し寂しくなったのでした。
時計修理工房の石川から、本日の時計修理業務をご報告するとともに、お客様からお預かり致しましたブライトリングのお時計をご紹介致します。
今日のお時計【ブライトリング】
お時計のガラス内側には、水滴とくもりが広がってしまったM様のブライトリング。
ご購入されてからおよそ4年、しかしこの水滴は1年前に内部に入ってしまったお水であるとのことでございます。室内の温度変化で曇ったり少しクリアになったりするガラス面には、たえず水滴が溜まっており、大量の水分が入ってしまったことがうかがえます。
通常、内部に入ってしまった水分は空気と触れ、金属である内部の機械にサビや腐食を生み出してしまいます。真水と海水ではまた異なりますが、早いものは1〜3日で内部をサビだらけに変えてしまう、お時計の大敵なのでございます。
以前よりも、水滴が少なくなってきたとM様はおっしゃられていましたが、その水分がどこでどのような悪さをしてしまっているのかが気になります・・・。なんと、動作も停止せず動き続けております。早急に職人さんに内部の点検、修理の方法を検討していただく必要がございますので、さっそく明日職人さんにお手渡しする次第です。
内部状態によりますが、M様にご満足いただけるお直しのご提案が出来るよう、職人さんとともに努めてまいります。このたびはご相談をいただきありがとうございます。【23997】
「ブライトリングのお時計は、【ブライトリングのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://watch-repair-breitling.com/
今日の業務目標
- 金庫内の点検を行います。→差額分につきまして解決いたしました。
- 修理の完了期日が迫っているお時計について工房へ問い合わせます。お客様に早めのご連絡を徹底します。→完了しました。ご返答をお待ちしております。
- 修理のお見積りを提出し、ご意向をおうかがい出来ていないお客様にご連絡いたします。→本日20件以上お電話にて確認を行い、ご意向をうかがうことが出来ました。
あすへの引き継ぎ事項
- 引き続き、お客様と工房側への確認のご連絡を行ってまいります。
日報作成時間
19:00 – 19:25
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