こんばんは、椙山です。本日もお疲れ様でございます。七夕のお願いごとは「20万円欲しい」でございます。

写真は、様々なお時計の「カレンダー」でございます。ムーブメントの交換後に残ったものや廃棄対象になったものを、職人さんからお借りして並べてみました。いつも小さな窓から顔を出しているシャイなこの部品、露わな姿になるとそれぞれ微妙に個性があって、趣きがございますね。

私ども時計修理工房は、部品交換を行った場合「交換した古い部品」も修理完了したお時計と一緒にお送り・お渡ししております。歯車やゼンマイ等消耗しやすい部品は、交換する機会が多いため良く拝見しますが、この「カレンダー」に限っては割れる、折れるというような症状で交換、という事例はめったにありませんので、お客様にご覧いただける・お手に取っていただける機会がほとんどありません。

細いフォント、太いフォント、大きな文字、言語、お時計によって異なる、いろんなカレンダーがございますね。

さあ、お手元のお時計を御覧ください、小さな窓からほら…あ、カレンダーはございませんでしたか。

今日の業務スケジュール

10:00 – メールでいただいたお問い合わせにお応えしたり、業者様へ連絡したりと、様々なことが入り乱れておりました。
12:00 – 持参の弁当を食しました。
13:00 – 郵便局様と連絡を取り合い、様々な郵送物の状況を聞いてまわりました
14:00 – メールへの返信、伝票の作成、様々なことに追われておりました
16:00 – 職人さんがご来訪、完了品の仕上がりを見てすぐにお客様へ連絡!お電話にお出にならず…
17:00 – メールへの返信を終えて!長らくお待たせしているお客様へお見積りをご案内しました。先日のボームアンドメルシエのお客様とようやくお電話がつながり、お見積りをお伝えすることが出来ました。内容が複雑ですので、保留になりましたが、ご安心いただけたようでなによりでございます…
19:00 – しばし休憩を頂きました。
20:00 – 定例会議のために資料を作成いたしました…が、終わらず…明日引き続き作成致します

日報作成時間

23:20 – 23:40

 

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 椙山【時計修理工房】が執筆しました。

小さい頃から音楽や美術が好きで、それが高じ、大学はデザイン学部に入学。色彩感覚を養ったり、美術史や画像の加工方法を授業で学び、作曲や音響学を専攻する研究室で「図形楽譜」について造詣を深め、「DTM(作曲をおこなうソフトウエア全般)のグラフィカルユーザインターフェース」と「図形楽譜」は、どこでどう関連できるのか、今後どう関連していくか…等について研究しておりました。この大学卒業までの24年間、自分の好きなことにかまけてしまい、他人を思いやる気持ちや信頼を築く大切さを理解できませんでした。時計修理工房で、自分に欠けていたそれらを養わんとばかりに、日々研鑽しております。よろしくお願いします。

椙山【時計修理工房】が綴った日報の一覧はこちら。

私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同