に 近藤【時計修理工房】 が 修理のご依頼をいただきました。
修理工房の近藤です。本日もたくさんのお問い合わせ、誠にありがとうございます。
本日は文字盤について書かせていただきます。宜しくお願い致します。
今日のお写真【脚】
お時計はすごく小さな部品がとても多く、修理を終えたお時計に付属する、交換パーツが入った袋を見ても、一瞬どこにパーツが入っているか、解らないほど小さい部品がございます。
小さい部品こそが重要な役割を果たします…
特に、自動巻きのお時計は、ネジが一本緩んだだけでも動作を止めてしまいます。本日のお写真は文字盤の【脚】でございますが、この小さな脚がムーブメントにしっかり固定され、ズレないようにしています。
この脚が、折れてしまいますと、文字盤がしっかり固定されていないことから、文字盤が浮き、針と接触し、精度に大幅の遅れが出たり、クォーツのお時計ですと、針が文字盤に擦れることにより、ムーブメントに負荷を与え、消費電力を高くしてしまいます。この消費電力が高くなることにより、電池の寿命を縮め、3ヶ月で電池切れになってしまったり、ムーズメントを破損させてしまう事もございます。
近藤:「お時計の動作、精度を支える文字盤の脚!美しいですねぇ…正に美脚!」
以上、【脚】でございました。
今日の業務目標
今日の業務スケジュール
10:00 – 13:00 -見積作成、ご案内、郵送する見積の準備、電話対応。
14:00 -休憩をいただきました。
15:00 -備品の管理、整頓。
16:00 –18:00 -見積作成、ご案内。
あすへの引き継ぎ事項
- 目標に向かって計画的に、見積を作成、ご案内していく。
日報作成時間
20:00
日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。
私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。
▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。
株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。
いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。
私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。
私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。
2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同
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