時計修理工房の三島でございます。本日もたくさんのご来店・お問い合わせありがとうございます。
本日はROLEX(ロレックス)のご紹介です。
本日のお時計【ROLEX(ロレックス)】
本日はロレックスのチェリーニの金無垢のお時計をお預かりいたしました。
内部に水分が入り込んでしまいガラスにくもりが発生してしまうとのことでございます。
お預かり時にはガラスにくもりはございませんでしたが、ガラスの内側に水滴の跡が確認できます。
腕時計の内部に水分は天敵でございまして、機械内部に入った場合は、機械油の劣化や部品のサビ、ケースや裏ぶたの内側のサビや腐食の原因となってしまいます。部品のサビや腐食についての完全な修理は、部品交換が必要となりますので、修理費用が高額になる場合がございます。
ガラス内への水分の混入については、文字盤や針の汚れ、変色、腐食、夜光塗料の融解につながります。
時計に使われる24金はステンレスよりは腐食・サビに強い素材ではござますが、文字盤や内部部品まで24金というわけにはいきませんので、内部の状況が心配でございます。早急に内部を確認させていただきます。
金無垢のお時計に使われている金には18金と24金がございまして、金の純度が高い24金の方が素材として柔らかくなっていますので、腕時計には18金が使用される事が多いようでございます。
素材が金である証として、裏ぶたにはそれを示す刻印が押されております。これはホールマークといい、刻印の絵柄や記号によって、その金の生産地を表しております。ルーペを使わないと判別できないほどとても小さい刻印の場合もあります。
多数あるロレックスの中でもチェリーニは異質といえるシリーズでございまして、秒針がなくサイズ調整も交換も行うことができない装飾性の高いブレストレットがついているモデルがございます。これはドレスウォッチであるためでございます。他のロレックスはワークウォッチであり仕事をする人のための腕時計という意味合いが高いため、秒単位で時間を見るための秒針がついており、仕事に耐えれるよう時計の耐久性が高く、部品交換が容易な作りになっているのです。
この度はご用命いただきありがとうございます。
「ロレックスのお時計は、【ロレックスのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://watch-repair-rolex.com/
今日の業務目標
- できるだけ多くのお客様にお見積りをご案内いたします。
今日の業務スケジュール
10:00 – 13:00 – お見積りをお客様にご案内いたします。窓口やお電話でのお問合わせのご対応をいたしました。
13:00 – 14:00 – 休憩をいただきました。
14:00 – 14:20 – お時計を修理職人にお渡しする準備を行いました。
14:20 – 17:00 – お見積りをお客様にご案内いたします。窓口やお電話でのお問合わせのご対応をいたしました。
17:00 – 17:30 – 修理の完了したお時計を修理職人から受け取りました。
17:30 – 19:00 – お見積りをお客様にご案内いたします。窓口やお電話でのお問合わせのご対応をいたしました。
明日への引き継ぎ事項
- お客様へお見積りをご案内いたします。
日報作成時間
19:30
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