修理工房の近藤でございます。本日もたくさんのお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
本日は、ロレックスのリューズ修理をご紹介します。よろしくお願いします。
今日のお時計【ROLEX】
ご郵送にてお任せくださいました、ロレックスのサブマリーナデイトでございます。
大切なお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
この度は、リューズの不具合の他に、ベゼルの不具合、オーバーホール、
ベルトの修理を含め、改善のご要望をいただきました。
リューズはねじ込み不良(ロック不良)と呼ばれる状態で、ネジ山が摩耗する事で、
ねじ込んで固定し、気密性を高める事ができない状況でございます。
素材自体の摩耗が原因の為、部品の交換が必要でございます。
リューズの受け側のケースチューブが摩耗している場合は、ケースチューブの交換のみで良いですが、
多くはリューズのネジ山も摩耗していますので、おそらく両方の交換が必要になります。
ベゼルを確認したところ、左右どちらにも回る状態で、カチカチと1つ1つ回る感触がございませんので、
おそらく不具合はこの部分と存じます。
ベゼルには、内部にバネが入っており、テンションをかけることで、カチカチ回ります。
摩耗や、破損により左右に回転し、節度がない状態と存じますので、合わせて交換のご提案を致します。
ベルトの不具合につきましては、中留(バックル/クラスプ)の噛み合いが悪いことで、
留まりが緩く、すぐに外れてしまう事と存じます。
中留は経年的な緩みで留まりが緩くなるものです…
ほとんどは噛み合いの調整にて改善ができますので、弊社ではオーバーホール工程の際に、
サービスで修理をさせていただいております。
(もちろん、部分的な修理も承ります。)
27年前からご愛用されていて、14年前にオーバーホールなどの修理をなさっていると伺いました。
年数から計算してメンテナンスが必要な時期ではございます。
今後も快適に、ご愛用いただけるように最善のご提案をさせていただきます。
弊社は、ロレックスの修理やメンテナンスを承っています。
ガラスの交換や、ベルトの修理、リューズの修理、針の修正、外装の研磨、オーバーホールなど、
どのような修理でも承りますので、お困りの際は是非、わたくし近藤までお問い合わせください。
「ロレックスのお時計は、【ロレックスのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://watch-repair-rolex.com/
今日の業務目標
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
今日の業務スケジュール
10:00 –お問い合わせのメールに返信致しました。
11:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
12:00 –お問い合わせデータを元に会議資料を作成しました。
13:00 –休憩を頂きました。
14:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
15:00 –担当の職人に修理状況の確認を行いました。
16:00 –窓口にてお時計をお預かりしました。
17:00 –会議に出席しました。
18:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
あすへの引き継ぎ事項
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
日報作成時間
21:00
コメントを残す