時計修理工房の三島でございます。本日もたくさんのご来店・お問い合わせありがとうございます。
本日はROLEX(ロレックス)のご紹介です。
本日のお時計【ROLEX(ロレックス)】
本日はロレックスのサブマリーナをお預かりいたしました。
ブルーの文字盤とベゼルリング、ゴールドのベゼル・リューズ・コンビネーションのベルトがロイヤリティー溢れるお時計でございます。20年前からご使用とのことでございます。
ベルトに小キズは多くございますが、ケース・ベゼル・風防には目立ったキズはなく大切にご使用されていることが伺えます。
この度は、リューズ操作がぎこちなくなったとのことで、メンテナンスをご依頼いただきました。
大切に扱っていたとしても、経年による内部機械油の劣化や部品の劣化は少しづつ進んでしまうものでございますので、快適に使い続けるためにメンテナンスを避けて通ることはできないものでございます。
機械油の入れ替えには、オーバーホールが必要でございます。
お時計内部をすべて分解いたしまして、一つ一つの部品を洗浄し、古い機械油や汚れ、微細なゴミを洗い落とします。その後新しい機械油を取り付けながら元どおりに組み立てます。
それだけで完了ではなく、正確に時刻を刻ませるためには精度調整が必要でございます。
動作確認をしながら、精度を高めるためにパーツの微調整を行います。
オーバーホールは4、5年の一度の頻度で行っていただくことをお勧めしております。
逆に言えば4、5年間の経年を見越しながら正確に時を刻むよう、調整する必要がございます。
経年劣化が進んだお時計は、年月が経つにつれて遅れ気味になりやすいため、オーバーホール直後は若干進み気味の精度にあえて調整させていただく事もございます。
そうする事で数年経った時に丁度ぴったりの精度になるように調整しております。
こうした経年による微妙な変化を楽しみにするのも、機械式時計特有の楽しみ方かもしれません。
この度はご用命いただきありがとうございます。
「ロレックスのお時計は、【ロレックスのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://watch-repair-rolex.com/
今日の業務目標
- できるだけ多くのお客様にお見積りをご案内いたします。
今日の業務スケジュール
10:00 – 13:00 – お見積りをお客様にご案内いたします。窓口やお電話でのお問合わせのご対応をいたしました。
13:00 – 14:00 – 休憩をいただきました。
14:00 – 14:20 – お時計を修理職人にお渡しする準備を行いました。
14:20 – 19:00 – お見積りをお客様にご案内いたします。窓口やお電話でのお問合わせのご対応をいたしました。
明日への引き継ぎ事項
- お客様へお見積りをご案内いたします。
日報作成時間
20:40
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