こんばんは、椙山です。本日は時計の修理業務にほとんどかかわれませんでしたので、過去私椙山が担当した時計の写真をあさって、経緯を思い出してみます。

今日(?)のお時計【ルイ・ヴィトン】

お持ち込みで直接窓口へお越しいただいたお客様だったかと存じます。私が担当しているパソコンのデスクトップにわざわざ残っていたW様のフォルダから出て参りました。
ベルトの「遊革」の加工をご相談いただき、時計の修理を専門とする職人はとても行うことができない内容でした。

革の加工を行うことができる職人を探しまわって、結局は、靴の修理を行う専門店様でも、鞄を作っている職人さんでも、行うことが出来ない加工でございました。

今日の業務目標

  • 新しいことを極力覚える

今日の業務スケジュール

10:00 – 修理進行のお願いを確認して、職人に連絡を行いました。
11:00 – 私の不手際にて書類作成が間に合っておらず、取引先様へ連絡。上司のお時間を無用に割いてしまいましたことを反省しております。
13:00 – 郵送物の梱包や整理を行いました。
15:00 – 一旦取引先様の元へ伺い、郵送物の手配を行いました。
17:00 – 引き続き、郵送物の梱包と平行して作業場の整理を行いました。
19:00 – 作業場を整理し、在庫の確認と、発送先の顧客管理方法を学び、一連の連絡を行いました。全ての業務、全ての品物のそれぞれの仕様はおろか全容を把握しておりませんので、非常に非効率な動きをしてしまいました。
21:00 – 終業でございます。

あすへの引き継ぎ事項

  • 極力早く出社し、本日行った業務の続きを行います。
  • 岸さんに対応していただいたお客様2名(TS様、TU様)へお電話を差し上げます。

日報作成時間

21:30 – 21:50

 

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 椙山【時計修理工房】が執筆しました。

小さい頃から音楽や美術が好きで、それが高じ、大学はデザイン学部に入学。色彩感覚を養ったり、美術史や画像の加工方法を授業で学び、作曲や音響学を専攻する研究室で「図形楽譜」について造詣を深め、「DTM(作曲をおこなうソフトウエア全般)のグラフィカルユーザインターフェース」と「図形楽譜」は、どこでどう関連できるのか、今後どう関連していくか…等について研究しておりました。この大学卒業までの24年間、自分の好きなことにかまけてしまい、他人を思いやる気持ちや信頼を築く大切さを理解できませんでした。時計修理工房で、自分に欠けていたそれらを養わんとばかりに、日々研鑽しております。よろしくお願いします。

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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

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私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同