修理工房の三島でございます。
本日も多数のお問合せ、ご依頼をいただきまして誠にありがとうございます。
本日は、RADO(ラドー)のご紹介です。
こちらのブログでは毎日1本ずつ、お時計を紹介させて頂いておりますが、こちらに紹介させて頂いているお時計は、全てではございません。お預かりした中のごく一部でございまして、実際には1日に20〜30本ほどのお時計をお預りしております。
今日のお時計【RADO(ラドー)】
ラドーのダイヤマスターをお預かりしました。スモールセコンドタイプのお時計になっております。
スモールセコンドは、秒針だけが別軸で小さなダイヤルで配置されている時計になります。
実は、時針・分針・秒針が同軸の時計よりも、秒針だけ別軸のスモールセコンドの時計の方が歴史古く、50年以上前の腕時計や懐中時計はスモールセコンドタイプの方が多くなっています。
各針はそれぞれ別の速さで回る歯車に繋がっており、3つの針を同軸にするということは、最低3つの歯車を同軸に配置する必要があるということでございます。その分ムーブメントを厚くする必要が出てきますし、技術的にも高度になってきます。現在は技術が向上して、三針が同軸でも小さく作ることもができますが、かつては、スモールセコンドタイプの方がムーブメントを薄く、小さくする事に向いてたのですね。
その他にも、時針・分針・秒針のそれぞれが別軸で配置されている時計もあり、それはレギュレータータイプの時計と言います。
ご要望
急に自動巻きの不具合、動作が停止しました。
修理予測
現在は自動巻きも手巻きもできない状態になっております。
巻き上げ機構の不具合かと存じます。
恐らくオーバーホールを伴う分解修理のご提案をさせて頂くかと存じます。
これより、内部を詳しく点検しまして、お見積りを作成いたします。
この度はご用命いただき、まことにありがとうございました。
【お見積もりにつきまして】
現在、大変多くご利用いただいておりますため、順番にご案内しておりますが、
お時計をお預かりしましてからお見積りまで最大で2〜3週間のお時間がかかります。当工房で、修理の料金表を定めておりません。すべてのお時計をお預かりし1つ1つ拝見してお見積りをさせて頂いております。
ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
●ラドーの時計修理については「ラドーのための修理工房」でもお受け付けております。
より専門性の高い情報を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
今日の業務目標
できるだけ多くとのお問い合わせにご対応いたします。詳しく拝見させて頂きます。
この度はご用命いただきありがとうございます。
今日の業務スケジュール
10:00 – 10:30 – 休業時間中にコールセンターにお電話いただいた方にご連絡いたします。
10:30 – 11:00 – メールやお電話でいただいたお問い合わせ、ご連絡の対応をいたします。
11:00 – 12:00 – お見積りのご連絡に対しての返答のご対応をいたします。
12:00 – 13:00 – 無料の梱包ボックスをご用命いただいた方へ発送手続きをいたします。
13:00 – 14:00 – 休憩をいただきます。
14:00 – 21:45 – メールやお電話でいただいたお問い合わせ、ご連絡の対応をいたします。
明日への引き継ぎ事項
- お電話、メール、窓口にて寄せられたお問い合わせにお応えいたします。
日報作成時間
21:45
(72752)
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