いつもお世話になっております。時計修理工房の平野でございます。本日は職人の工房への訪問や経理作業にて席を外す時間が多く、お客様ならびに修理工房スタッフの方々にご迷惑をおかけしたかと存じます。誠に申し訳ございませんでした。

今日のお時計【ラドー】

今回ご紹介させていただくお時計はラドーの機械式時計。私が入社2年目に購入した、たいへん思い入れのあるお品物でございます。

独特なデザインやハイテク素材を用いた比類なき意匠設計で、今でも多くの方々に親しまれ、ご愛用されているラドー。かくいう私もその姿に魅了された1人でございます。

その特殊な構造、形状から各々のモデルが専用部品を使用した設計となっており、代替品の利用ができず、修理不可となるケースが多いのもこのブランドの特徴でございます。

壊れたものの、パーツが手に入らないという理由で修理を断念した経験はございませんでしょうか?

上述した通り、パーツの入手が難しく、代替品の利用も厳しいお時計ではございますが、状況次第ではお直しできることもございます。

実は、私が愛用しております、このラドーのお時計。ガラスとベルト、ムーブメントの一部にて社外品を使用しております。時計にあわせて加工したものではありますが、今ではすっかり馴染み、違和感のない仕上がりになっているかと存じます。

必ずしも修理ができると断言することはできかねますが、このように代替品や既存の部品、中古のパーツを組み合わせ、お直しできる可能性がある。そこが私ども「時計修理工房」の強みでもございます。

修理を断られたものの、諦めきれず、まだ手元に大切に保管している。思い入れが深く、もう一度愛用したい。と、お考えのお時計がお手元にございましたら、是非一度、私どもにご相談くださいませ。

できる限りのご提案、精一杯の修理をさせていただく所存でございます。

 

「ラドーのお時計は、【ラドーのための修理工房】のページでも受け付けております。」

より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。

https://wr-rado.com/

 

日報作成時間

22:50 – 23:07

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 平野 【時計修理工房】が執筆しました。

こんにちは、時計修理工房の平野です。愛用の時計はラドーのゴールデンホースでございます。僕が生まれるずっと前から受け継がれ、愛用されている。そんな物語を感じさせるようなアンティークのお時計が好みでございます。

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とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同