修理工房の三島でございます。本日もたくさんのご来店・お問い合わせありがとうございます。
先週末は前代未聞の逆走台風が日本列島を横断していきました。
工房の本社窓口がある名古屋は夜中に台風が通過していき、大きな被害はございませんでしたが、
愛知県内で週末に予定されていた多くの夏祭りが延期や中止となり、夏の楽しみが奪われる結果となってしまいました。
本日はSEIKO(セイコー)のお時計のご紹介です
今日のお時計【SEIKO(セイコー)】
本日はセイコーのクオーツ時計をお預かりいたしました。
ガラスの中心にくもりが出てしまうとのこと。現在時計の動作は停止しております。
電池切れかと思われます。またガラスが傷だらけになってしまったので交換を検討しているとのことでございます。
20年前からお使いになっているとのことでケースやベルトを含めかなり年季が入っておりますが、大きな傷や破損はなく、大切にお使いになってきたのだと見受けられます。
防水のお時計でも、10年以上お使いいただいておりますと、
時間の経過により、部品が劣化して本来の防水性が失われてしまう事が多くございます。
そのため内部に湿気が混入してガラスにくもりが出てきてしまうのです。
内部に湿気・水分が入り込みますと、機械油の劣化や部品のサビや腐食につながります。
水分を乾燥させただけでは、元の動作を取り戻す事ができない場合もございますので、
オーバーホールや部品の交換が必要となってくる場合がございます。
クオーツのお時計でも、アナログ時計は歯車を使って針を動かしておりますので、
機械油の劣化による動作不良が起こり得ます。
機械式おのお時計は4、5年の周期でのオーバーホールをおすすめしておりますが、
クオーツのお時計は、歯車部品が少ない事もありオーバーホールの頻度は
動作に問題がなければ10年くらいに1度でも大丈夫かと存じます。
今回の水分の混入のように外的要因にによる不調の場合は、
この限りではありませんので内部修理が必要でございます。
この度はご用命いただきありがとうございました。
今日の業務目標
- できるだけ多くのお客様にお見積りをご案内いたします。
今日の業務スケジュール
10:00 – 12:30 – お見積りをお客様にご案内いたします。窓口やお電話でのお問合わせのご対応をいたします。
12:30 – 13:30 – 休憩をいただきました。
13:30 – 14:00 – 修理職人へ修理の必要なお時計をお渡しする手配をいたします。
14:00 – 19:00 – お見積りをお客様にご案内いたします。窓口やお電話でのお問合わせのご対応をいたします。
明日への引き継ぎ事項
- お客様へお見積りをご案内いたします。
日報作成時間
20:00
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