修理工房の三島でございます。
お問い合わせ、ご依頼のご連絡を多数頂いておりまして、
現在、ご返答のお時間頂いている状況でございます。
お待たせしておりまして、申し訳ございません。
本日はGRAND SEIKO(グランドセイコー)のご紹介です。
こちらのブログでは毎日1本ずつ、お時計を紹介させて頂いておりますが、
こちらに紹介させて頂いているお時計は、全てではございません。
お預かりした中のごく一部でございまして、
実際には1日に20〜30本ほどのお時計をお預りしております。
日本全国からご郵送にてお預かりしておりますが、
愛知県名古屋市西区の店舗窓口で直接のお預かりも行っております。
今日のお時計【GRAND SEIKO(グランドセイコー)】
アンティークのグランドセイコーのお時計をお預かりしました。
1970年代の製造のモデルかと存じます。
GSのロゴの下には「HI-BEAT」の文字。
それまでのムーブメントのテンプは
1秒間に6振動 1時間で21600振動だったものが、
高性能化により1秒間に8振動 1時間で28800振動で安定動作が可能になり
「HI-BEAT」と名付けられました。
現在のグランドセイコーは
1秒間に10振動で1時間で36000振動のモデルが出ております。
振動数が細かいほど、細かく歯車にテンプの振動を伝えるので、
高い精度を安定して出すことができると言われていますが、
部品への負担が高く、部品自体の耐久性が問われることになっていましたが、
当時、その耐久性を実現したのが、
セイコーのハイビートになります。
ご要望
受け継いた時計になります。動作はありますが、自動巻きが止めるとすぐに止まってしまいます。
この度は大切なお時計をお任せいただきありがとうございます。
今から約50年くらい前には発売されたモデルかと存じます。
メーカー問わず、自動巻きの巻き上げ効率はあまりよくないモデルが多いので、
十分に巻き上がっていない状態で使用を開始しますと、
ゼンマイの持続があまりもたない場合が多いのですが、
振ったときのローターの動きにブレを感じられますので、
自動巻きの不良は間違いなくあるかと存じます。
長年使用されておりますので、部品の摩耗が激しいのかもしれません。
これより内部を点検しまして、修理のお見積りをさせて頂きます。
この度はご用命いただき、まことにありがとうございます。
【お見積もりにつきまして】
現在、大変多くご利用いただいておりますため、順番にご案内しておりますが、
お時計をお預かりしましてからお見積りまで最大で2〜3週間のお時間がかかります。当工房で、修理の料金表を定めておりません。すべてのお時計をお預かりし1つ1つ拝見してお見積りをさせて頂いております。
ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
今日の業務目標
できるだけ多くとのお問い合わせにご対応いたします。詳しく拝見させて頂きます。
この度はご用命いただきありがとうございます。
今日の業務スケジュール
10:00 – 10:30 – 休業時間中にコールセンターにお電話いただいた方にご連絡いたします。
10:30 – 11:00 – メールやお電話でいただいたお問い合わせ、ご連絡の対応をいたします。
11:00 – 12:00 – お見積りのご連絡に対しての返答のご対応をいたします。
12:00 – 13:00 – 無料の梱包ボックスをご用命いただいた方へ発送手続きをいたします。
13:00 – 14:00 – 休憩をいただきます。
14:00 – 19:00 – メールやお電話でいただいたお問い合わせ、ご連絡の対応をいたします。
明日への引き継ぎ事項
- お電話、メール、窓口にて寄せられたお問い合わせにお応えいたします。
日報作成時間
19:00
(84348)
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