時計修理工房の三島でございます。本日もたくさんのご来店・お問い合わせありがとうございます。
本日はCHRONOSWISS(クロノスイス)のご紹介です。
本日のお時計【CHRONOSWISS(クロノスイス)】
本日はクロノスイスのお時計をお預かりいたしました。
動作に不具合がないが長い間メンテナンスを行っていなかったとのことでメンテナンスのオーバーホールのお見積りをご依頼いただきました。長い間、オーバーホールを行っておりませんと、いざ不具合が出た時には時に複数の部品の不具合が出てしまって高額修理になる可能性がございますし、修理期間も長期になることがございます。各部品を長持ちさせるためには、4、5年ごとのオーバーホールをお勧めしております。
またベルト交換のお見積りもご依頼いただきました。ところどころ革がめくれてしまっていたり裏側はかなりひび割れができております。
同じ純正ベルトは、メーカーからの供給がなかなかございませんので入手できかねますが、似ているものであれば、高品質な革ベルトの入手が行えますのでお探しさせて頂きます。純正ベルトと同等の品質でありながら安価になる場合がほとんどでございます。
クロノスイスというメーカーは昔ながらのスイスウォッチを今に伝えるべく腕時計を製造しており、クラシカルなお時計が多くございます。しかも仕上げは全て手作りのため年間の生産本数は限られます。
お預かりしたお時計も時針、分針、秒針がそれぞれ別軸で配置されている、古い構成の時計になっております。
現在の時計は3つの針が同軸に配置されているものが当たり前でございますが、古くはこのような針の配置が一般的でございました。
3本の針を同軸にするということは軸が3重構造になっており、それぞれ別の歯車で動作している当時としては高度な技術だったのです。
日本国内でのクロノスイスの時計修理について、ここ10年間のうちに国内代理店が2回代わるという事態になっておりまして、そのためメーカー修理費用も同じお時計であっても変動が起きており、修理・メンテナンス時には注意が必要となっております。
この度はご用命いただきありがとうございます。
今日の業務目標
- できるだけ多くのお客様にお見積りをご案内いたします。
今日の業務スケジュール
10:00 – 13:00 – お見積りをお客様にご案内いたします。窓口やお電話でのお問合わせのご対応をいたしました。
13:00 – 14:00 – 休憩をいただきました。
14:00 – 14:20 – お時計を修理職人にお渡しする準備を行いました。
14:20 – 19:00 – お見積りをお客様にご案内いたします。窓口やお電話でのお問合わせのご対応をいたしました。
明日への引き継ぎ事項
- お客様へお見積りをご案内いたします。
日報作成時間
20:00
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