修理工房の三島でございます。本日もたくさんのご来店・お問い合わせありがとうございます。
本日はクロノグラフの針のズレの直し方についてお話いたします。
今日のお時計【SEIKO WIRED】
ふと気づいたら、いつの間にかクロノグラフ(ストップウォッチ)の秒針が、動作していない状態で59秒の位置で停止していました。一度動作させて、リセットボタンを押しても元の0時の位置に戻りません。クロノグラフの針は何かの拍子にこのようにズレてしまう事があります。これは修理に出さないといけないか…と思ってしまいますが、実はお時計によっては、クロノグラフのリセット位置を手動で調整できる機能がついているのです。買った時にさらっと目を通したまま、しまい込んでいる取扱説明書を見て見ましょう。クロノグラフ(ストップウォッチ)の針のリセット位置調整方法が載っているかもしれません。
説明書がどこにしまったか分からない。なくしてしまった…という方も諦めてはいけません。まず多くの国内メーカーのお時計はウェブサイトから取扱説明書をダウンロードできるようになっています。ウェブサイトにお持ちのお時計の説明書がダウンロード可能化確認してみましょう。わたしくのお時計の説明書もウェブサイトからダウンロードする事ができました。
SEIKOのWIRED 7T92タイプのムーブメントは1.リューズを2段階引っ張る。2.2時側のプッシュボタンを2秒間長押しする。3.長押しする度に調整する針が切り替わる。4.4時側のプッシュボタンを押して針を送って調整する。
この手順で調整が可能でございました。なるほど、これは少々複雑で、説明書を見ずにこの機能を探し当てるのは困難ですね。
いつも身につけている時計にもまだ知らない事があるのですね。
クロノグラフの針が元に戻らなくなってしまったら、まずは説明書。おすすめでございます。
今日の業務目標
- できるだけ多くお客さまにお見積りをご案内いたします。
今日の業務スケジュール
10:00 – 14:00 – 窓口やお電話にてお問合わせのお客様のご対応。お見積のご案内をいたしました。
14:00 – 15:00 – 休憩をいただきました。
15:00 – 19:00 – 窓口やお電話にてお問合わせのお客様のご対応。お見積のご案内をいたしました。
明日への引き継ぎ事項
- お時計のお受付の他、修理の完了したお時計の納品、お見積りのご案内を行います。
日報作成時間
19:00
コメントを残す