時計修理工房の近藤でございます。
ご覧くださり、誠にありがとうございます。
本日は、【オープンエンドのベルトが装着されたお時計】の修理につきまして、お話しをいたします。
宜しくお願い致します。
今日のお写真【オープンエンドタイプのベルト】
オープンエンドとは、ベルトの取り付ける部分に、ピンを通す穴が無いタイプのベルトでございます。
なぜかと申しますと、特殊なケースの形状に適応するためでございます。
以下の写真をご覧ください、ケースの一部が輪のようになっており、
ベルトを一般的な方法(バネ棒)で固定できません。
そのため、オープンエンドのベルトの先端を通し、折り曲げた上で、接着し固定します。
そうしますと、ベルトの装着が可能でございます。


接着後は、しばらくの間、ストッパーのようなもので押さえることで、
ズレることなくしっかりと、固定することができます。
※専用のストッパーがございます。




完了しますと、このようにお取り付けが可能でございます。
全く違和感などはなく、自然な仕上がりでございます。


8mmと非常に細い、オープンエンドのベルトはあまりございませんが、
条件次第ではご提案が可能でございます。
このようなベルトを装着する構造のお時計をお持ちで、
交換ができるベルトが無く、お困りの場合は是非お問い合わせください。
既製のベルトで適合するものがございましたら10,000円前後、
もしもなければ、別作(オーダー)で40,000円前後と価格に開きがございますが、
ご提案できると存じます。
時計修理工房
近藤
今日の業務目標
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
今日の業務スケジュール
10:00 –お問い合わせのメールに返信致しました。
11:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
12:00 –お問い合わせデータを元に会議資料を作成しました。
13:00 –休憩を頂きました。
14:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
15:00 –担当の職人に修理状況の確認を行いました。
16:00 –窓口にてお時計をお預かりしました。
17:00 –会議に出席しました。
18:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
あすへの引き継ぎ事項
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
日報作成時間
20:00
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