七夕でございますね、時計修理工房の平野です。本日の名古屋は夕方には雨が止み、空が明るんで参りました。織姫と彦星の逢瀬が叶ったことを願いつつ、7月7日夕方7時の日報をご報告させて頂きます。

先程お調べしたところ、九州には台風が近づいており、名古屋も昼より雨の予報となっております。お時計を着用しての外出の際はくれぐれもリューズやクロノボタン、部品の隙間からの水入りにご注意下さいませ。

今日のお時計【オリス】

本日私が担当し、職人にご相談させていただいたH様のオリス。1日に20、30分の進みの症状が見受けられるとのことで、私どもにお時計をお任せ下さいました。

私平野がこれまでに受け付けたお時計は、油の劣化や歯車軸の摩耗、異物の混入による「遅れの症状」でのご相談が多く、今回のような「進みの症状」がどういった原因で起きうるのかが気になり、見積前ではございましたが職人T様に詳しくお話を伺いました。

「ヒゲゼンマイの絡まりや歪みによる不具合の可能性が高いね。ヒゲゼンマイってのは調速の役割を果たすテンプ(人間で言うところの心臓だね。)についてるぐるぐる巻きの細いゼンマイだよ。裏蓋がスケルトンのものだとよく見えるね。ほらここの輪っかの下にヒゲみたい・・・ではないけど、スプリング状の部品があるでしょ。この部品が磁気とか劣化した軸油でくっついちゃったりするんだよね。たぶんだけどそれで進みの症状が出てるんじゃないかな。あ、ちなみにクオーツだと磁気帯びで遅れの症状が出ちゃうんだよ。面白い違いだよね。」

と、時計の部品の説明も含めて、「平野くんも時計修理してみれば分かるようになるよ。職人になってみるのはどう?」と冗談を交えつつ、詳しく、熱く、丁寧にお教えくださいました。

実際のお時計の裏側のお写真をご用意致しましたが、少々見辛いかと存じます。申し訳ございません。もし、お使いのお時計のヒゲゼンマイを見てみたいというご希望がございましたら、私どもにお預けする際に仰って下さいませ。別途料金を頂戴する場合もございますが、担当する職人に頼み、お時計内部のお写真をご用意させて頂きます。

日報作成時間

18:40 – 19:00

オリス { ORIS } の修理をご検討中のお客様へ。

私たち時計修理工房(本社:愛知県名古屋市)は、オリスの修理、オーバーホール、メンテナンスの専門サイト「オリス修理工房」をご用意しております。過去に修理させていただきました実績や、モデル別の故障についてまとめておりますので、こちらもご参照をいただければ幸いに存じます。お問い合わせは当サイトのフォームでも、リンク先のフォームでも、どちらも同様に対応させていただきます。お客様のオリス { ORIS } を末長くご愛用いただけますよう、精一杯のサービスに努める所存です。今後とも宜しくお願い申し上げます。

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



平野 【時計修理工房】

この日報は、 平野 【時計修理工房】が執筆しました。

こんにちは、時計修理工房の平野です。愛用の時計はラドーのゴールデンホースでございます。僕が生まれるずっと前から受け継がれ、愛用されている。そんな物語を感じさせるようなアンティークのお時計が好みでございます。

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とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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