修理工房の近藤でございます、本日もたくさんのお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
本日は、オメガ・スピードマスターのプッシュボタンの取り付けをご紹介致します。宜しくお願いします。
今日のお時計【OMEGA】
弊社の本社窓口にてお預かりしました、K様のオメガスピードマスターでございます。
2018年6月にオーバーホールをお任せ頂きましたが、
この度はプッシュボタンが破損してしまったとご連絡頂き、再依頼にて修理を承りました。
再度大切なお時計をお任せ頂き、誠にありがとうございます。
オメガのスピードマスターのプッシュボタン破損のご相談は本当に多く頂きます。
また症状と致しましては、以下の2通りがございます。
【緩んで取れてしまう】、【軸が折れてしまう】。
【緩んで取れてしまう】症状は、プッシュボタンの軸がネジになっており、
取り付け部分が経年で緩くなり緩む事により外れてしまいます。
小さな部品ですし、外れてもなかなか気づきません。
その為「気がついたらプッシュボタンが無かった。」という意見が多くございます。
【軸が折れてしまう】症状は、プッシュボタンの軸が経年劣化や湿気によるサビなどで弱くなり、
引っかかった際や、衝撃が加わった際に軸からポキッと折れてしまいます。
こちらもなかなか気づかず、お手元に部品がございましても折れ残った軸を除去出来ない事が多く、
交換が必要になります。
プッシュボタンは目に見える部分だけではございません、機械のレバーを押すために、
ケースに土台となるプッシュボタンユニットがハマっており、交換の際はこの土台ごと交換致します。
弊社では、【純正のプッシュボタン】、【社外製のプッシュボタン】共に取り扱いがございますため、
ご予算に合わせてご提案する事が可能でございます。
ちなみに、この度使用したプッシュボタンは社外製のプッシュボタンでございます。
見た目はもちろん、規格、素材、耐久性までもが遜色の無い社外製プッシュボタン、良い部品でございます。
費用も純正プッシュボタンより断然お安い為、ご好評を頂いております。
わかりやすいように、社外製プッシュボタンをお取り付けした全体の写真を添付致します。
是非お確かめくださいませ。
写真1
写真2
写真3
オメガのお時計のプッシュボタン取り付けは、多数のお問い合わせがございます。
長らくご愛用されている場合は、1度は外れたり、破損したりという場面に遭遇するのでは?
と言えるほど破損のご相談が多い部品でございます、お困りの際は是非とも私近藤までお問い合わせください。
「オメガのお時計は、【オメガのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://watch-repair-omega.com
今日の業務目標
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
今日の業務スケジュール
10:00 –お問い合わせのメールに返信致しました。
11:00 –見積りを整え、ご案内致しました。
12:00 –ホームページのお問い合わせ数を解析し、会議資料の作成。
13:00 –休憩を頂きました。
14:00 –見積もりを整えました。
15:00 –見積もりのご案内。
16:00 –職人にお時計をお任せ。
17:00 –窓口にてお時計をお納め致しました。
18:00 –見積もりを整え、ご案内しました。
19:00 –日報の作成
あすへの引き継ぎ事項
・ホームページのお問い合わせの解析
・新ランディングページのテキストを書く
日報作成時間
19:00 – 20:00
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