時計修理工房の柴野でございます。
本日もたくさんのご来店・ご依頼を誠に有り難うございます。
さて、本日は エルメスの革ベルト交換、脱磁作業をご紹介させていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。
今日のお時計【 Hermes 】
ご来店にてお預かりしましたのは、手巻きのアンティークウォッチ。スクエアで盛り上がった形状のガラス、ブラックの文字盤にはしっかりとした太めのインデックス。スモールセコンドも6時位置に鎮座し、ゴールドの針も相まってアンティークならではの風合いが素敵なお時計でございます。
ベルトの規格が合っていなく、バネ棒が外れて抜け落ちてしまう。
お時計を拝見しましたところ、ベルトの幅が小さめのものが取り付けられておりました。
そこで、お時計にぴったりの24mmサイズのベルトを複数ご提案させていただきました。
本来ならば女性用に薄めのベルトを取り付けたいところではございますが、24mmの取付口のベルトは一様に厚みが増してしまいます。
それでも問題なくお取り付け出来るものの中から牛革の黒色・無地をお選びいただき、さっそくお取り付けさせていただきました。
また、お時計がかなり強い磁気を帯びておりましたため、合わせて脱磁作業を行いました。
スマホやテレビ、電話の受話器、スピーカーにカバンの磁石、冷蔵庫のドアや電磁調理器、電子医療器、防犯装置・・・生活上には様々なところから磁気が発せられております。
気づかないうちにお時計が磁気に触れてしまうことも良くございます。
お時計に磁気は大敵でして、進みや遅れ、動作停止などの精度にかなり影響を及ぼしてしまいます。
点検と脱磁作業のみでも承っておりますので、何か不調がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
お時計の最終チェックが完了しましたのち、T様にメールにて修理完了のご報告を差し上げました。この度は大切なお時計をお預けくださり、誠に有り難うございました!ご来店をお待ちしております。
現在、大変多くご利用いただいておりますため、お時計をお預かりしましてからお見積りまで最大で2〜3週間のお時間がかかります。ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
時計修理金額の概要
- 革ベルト交換
- 脱磁作業
今回の修理金額は5千円台でございました。
※お時計のモデルや修理内容により金額は変動いたしますので、まずはお見積もりをご依頼ください。
お見積もりまでは無償でございます。(お返しの送料はご負担いただいております。)
【エルメス】
「エルメスのお時計は、【エルメスのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
今日の業務目標
- 慎重に完了品チェックをし、お届けまでのフローをスムーズに行います。
今日の業務スケジュール
10:00 – 窓口でのお引き取りのお時計の準備。電話応対。
職人から届きました修理完了のお時計の仕分け作業。
修理完了しましたお時計の最終チェック作業。修理報告書作成。
お電話とメールにて修理完了しましたお時計お渡し・発送のご連絡。
本日発送します修理完了しましたお時計の伝票発行、発送準備。
15:30 – 職人の元へ修理依頼のお時計の受け渡し。休憩をいただきました。
16:40 – 修理完了しましたお時計の最終チェック作業。修理報告書作成。
お見積の作成、お客様へメールにてご連絡。
届きました修理完了のお時計の仕分け作業。電話応対。
19:00 – お電話とメールにて修理完了しましたお時計お渡し・発送のご連絡。
日報作成時間
19:45 – 20:10
34607
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