本日もお問合せ、ご来店をいただき誠にありがとうございました。
先週末は暖かい気候に、春の訪れを感じるものでございましたね。海のきらめきが眼前に広がる、石垣のいちご狩りを楽しんでまいりました。甘酸っぱいいちごは、まさに春の味でございました。レジャーのシーズン、お気に入りのお時計を身につけ、お出かけをお楽しみくださいませ。
時計修理工房の石川から、本日の時計修理業務をご報告するとともに、お客様からお預かり致しましたセイコーのお時計をご紹介致します。

今日のお時計【セイコー】

「時間の正確さでなくて機械が刻む時の流れが愛おしい齢になりました
是非とも完全に動くようにお手入れお願いいたします」

先日ご報告差し上げた、セイコーのお直しのお見積りにお返事をいただきました。D様、ありがとうございます。

「セイコーの時計がスイスを追い抜いた時にグランドセイコーを求めましたがいまだに正確に時を刻んでおります
最近までひいきにしていた時計屋さんが店じまいしてしまい困っていたところです
今後ともよろしくお願いいたします」

と、このたびオーバーホールをご用命いただきました。
長らくの年月、お時計を使われずにいらっしゃったとのことで、内部は潤滑油が乾ききってしまっている状態でございました。内部の部品を全て分解し、きれいに洗浄、そして新しい潤滑油を挿しながら今一度お時計を組み上げるメンテナンスの行わせていただきます。ゼンマイやパッキンの消耗部品らも、この機会に一新し、さらに長らくご愛用いただけることと存じます。
おだやかに時の流れを感じられるお心持ちで、ふたたびきちんと動くようになったあかつきには、一緒に年月を重ねていかれるのでございましょう。引き続き、修理の完了をたのしみにお待ちいただければ幸いでございます。【24473】

今日の業務目標

  • 週末にいただいていた、お客様からのメールでのお問合せに本日中に全てご返信差し上げます。→完了致しました。
  • 月初に税理士さんにお送りするデータ資料を整え、送信します。→完了致しました。

あすへの引き継ぎ事項

  • メールでのお問合せ対応を完了し、加えてお見積に対しご意向を伺えていないお客様へご連絡を差し上げます。

日報作成時間

19:20 – 20:00

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 石川【時計修理工房】が執筆しました。

静岡県出身、現在は愛猫2匹と名古屋市に在住。これまでアパレル・販売業に従事しておりました。 時計修理工房の中では新参者ですので、日々たくさんのお時計に触れることが勉強です。特に、お客様や職人さんと世間話やお時計にまつわるお話しをすることが好きです。お電話でのご連絡や、名古屋市西区那古野のサービス窓口にて、お客様にお目にかかる時にはどうぞよろしくお願いいたします。

石川【時計修理工房】が綴った日報の一覧はこちら。

私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同