今週も無事に平日の営業を終了致しました。多くのお客様のお問い合わせ、ご来店をいただきありがとうございました。
時計修理工房の石川から、本日の時計修理業務をご報告するとともに、お客様よりお預かりさせていただいたロンジンのお時計をご紹介致します。

今日のお時計【ロンジン】

はるばる北海道よりご郵送で到着しましたのは、J様のお時計でございました。レトロな風合いが美しい、ロンジンの懐中時計。昨今では携帯電話やスマートフォンでも手軽に時刻を確認することができ、便利なアイテムが溢れております。そのような時代だからこそ、時刻を刻む音が耳に心地よい懐中時計がとても新鮮に映るのですね。
J様よりご依頼いただいたのは、オーバーホール、風防の交換、リューズのお取り替え、短針のズレを修正することでした。風防の交換と針の修正をご依頼いただき、本日修理完了した際には深い味わいを残しながらも視認性の良い美しい仕上がりに完成致しました。リューズにつきましては部品の入手が難しく、ご用意することが叶いませんでしたが、お手元に到着した際にはJ様にお喜びいただけるお仕上がりかと存じます。【17986】

 

「ロンジンのお時計は、【ロンジンのための修理工房】のページでも受け付けております。」

より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://wr-longines.com/

 

今日の業務目標

  • 修理完了したお時計をお納めする際に、ご一緒にお渡しする『修理結果報告書』がございますが、交換部品の名称等で専門用語がある場合には調べ、お客様がわかりやすいよう簡単な説明書きを追記するようにします。→引き続き本日も行いました。自身の知識を深めることにもつながっております。
  • 通常業務に加え、4月完了分の修理見積書などの書類を整理整頓します。→本日は着手できませんでした。来週取り組みます。
  • 修理完了の期日が迫っているもの、超過しているものをリストアップし、職人さんや工房に確認を致します。→確認致しました。合わせてお客様へご連絡を行いました。

日報作成時間

19:10 – 19:30

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 石川【時計修理工房】が執筆しました。

静岡県出身、現在は愛猫2匹と名古屋市に在住。これまでアパレル・販売業に従事しておりました。 時計修理工房の中では新参者ですので、日々たくさんのお時計に触れることが勉強です。特に、お客様や職人さんと世間話やお時計にまつわるお話しをすることが好きです。お電話でのご連絡や、名古屋市西区那古野のサービス窓口にて、お客様にお目にかかる時にはどうぞよろしくお願いいたします。

石川【時計修理工房】が綴った日報の一覧はこちら。

私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同