お正月休みは幸いにも気温に恵まれましたが、お休みの明けた昨日より一段とまた冷え込み始めましたね。本日も足元が冷えるなか、多くのご来店をいただきありがとうございました。明日、土曜日も10〜17時まで営業しております。お問い合わせ、ご来店をお待ち申し上げます。
時計修理工房の石川から、本日の時計修理業務をご報告するとともに、お客様からお預かり致しましたガガ・ミラノのお時計をご紹介致します。

今日のお時計【ガガ・ミラノ】

大きなケース本体に、ひと目でそれと分かる文字盤が特徴的なガガ・ミラノのお時計。有名人が愛用していることもあり、ファッション性に富んだデザインに憧れる方も多いですね。
当工房でも多く目にすることがございますが、ご相談内容の多くは『インデックス・文字盤装飾のハズレ』。大きなケースゆえ、身に付けられるときにぶつけやすかったり、重みで落下しやすいことが考えられます。
D様のお時計も、ガラスに擦れたようなキズが見受けられることから、おそらくぶつけてしまった衝撃で「12」のうち「2」のインデックスが外れ落ちてしまったようでございます。
外れてしまった装飾は文字盤状を転がり、ときに針の動きを妨げる原因にもなります。問題なく作動していても、できれば早めにお直しをされることをおすすめいたします。
職人さんの手作業により、装飾裏面の脚をはめ込み、専用接着剤で丁寧にお取り付けすることで修正が可能なものと存じます。スムーズにご案内できれば、今月中でのお仕上がりが見込めます。D様、このたびは大切なお時計をお任せいただきありがとうございます。【23200】

今日の業務目標

  • 昨日お預かりしたお時計の状態確認および撮影を午前中に完了させます。→三島さん、柴野さんと手分けし、30本分程度完了いたしました。
  • 21238のお時計の最終点検後、修理完了のご報告を、いち早くお客様に差し上げます。→残念ながらお客様へお電話が通じなかったため、留守番電話にてお伝えいたしました。

あすへの引き継ぎ事項

  • 本年最初の土曜日営業となりますので、窓口へのご来店が立て込む事が見込まれます。お客様をおまたせせずにご案内するためにも、ご予約の時間帯を意識し、準備いたします。

日報作成時間

19:20 – 20:00

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 石川【時計修理工房】が執筆しました。

静岡県出身、現在は愛猫2匹と名古屋市に在住。これまでアパレル・販売業に従事しておりました。 時計修理工房の中では新参者ですので、日々たくさんのお時計に触れることが勉強です。特に、お客様や職人さんと世間話やお時計にまつわるお話しをすることが好きです。お電話でのご連絡や、名古屋市西区那古野のサービス窓口にて、お客様にお目にかかる時にはどうぞよろしくお願いいたします。

石川【時計修理工房】が綴った日報の一覧はこちら。

私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同