いつもお世話になっております。時計修理工房の平野でございます。本日は職人の工房への訪問や経理作業にて席を外す時間が多く、お客様ならびに修理工房スタッフの方々にご迷惑をおかけしたかと存じます。誠に申し訳ございませんでした。
今日のお時計【ラドー】
今回ご紹介させていただくお時計はラドーの機械式時計。私が入社2年目に購入した、たいへん思い入れのあるお品物でございます。
独特なデザインやハイテク素材を用いた比類なき意匠設計で、今でも多くの方々に親しまれ、ご愛用されているラドー。かくいう私もその姿に魅了された1人でございます。
その特殊な構造、形状から各々のモデルが専用部品を使用した設計となっており、代替品の利用ができず、修理不可となるケースが多いのもこのブランドの特徴でございます。
壊れたものの、パーツが手に入らないという理由で修理を断念した経験はございませんでしょうか?
上述した通り、パーツの入手が難しく、代替品の利用も厳しいお時計ではございますが、状況次第ではお直しできることもございます。
実は、私が愛用しております、このラドーのお時計。ガラスとベルト、ムーブメントの一部にて社外品を使用しております。時計にあわせて加工したものではありますが、今ではすっかり馴染み、違和感のない仕上がりになっているかと存じます。
必ずしも修理ができると断言することはできかねますが、このように代替品や既存の部品、中古のパーツを組み合わせ、お直しできる可能性がある。そこが私ども「時計修理工房」の強みでもございます。
修理を断られたものの、諦めきれず、まだ手元に大切に保管している。思い入れが深く、もう一度愛用したい。と、お考えのお時計がお手元にございましたら、是非一度、私どもにご相談くださいませ。
できる限りのご提案、精一杯の修理をさせていただく所存でございます。
「ラドーのお時計は、【ラドーのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
日報作成時間
22:50 – 23:07
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