ブローバのオーバーホールをご相談いただきました。（埼玉県所沢市／Ｈ様 ）

本日もご来店、お問い合わせをいただきありがとうございました。
窓口から最寄りの、地下鉄桜通線・国際センター駅出口では、桜が満開を迎えております。
風が吹けば雪のように舞い踊る桜の花びらに、思わず足を止めて見入ってしまうはず。窓口までお越しの際には、ぜひご覧くださいませ。
時計修理工房の石川から、本日の時計修理業務をご報告するとともに、お客様よりお預かり致しましたブローバのお時計をご紹介致します。

今日のお時計【BULOVA】

「ゼンマイいっぱいに巻き上がってます。」

Ｈ様よりご相談いただいたのは、1975年頃にスイス・ジュネーブでご購入されたというブローバのお時計。
ブローバといえば、アメリカの宝飾店からスタートし、時計メーカーとなったブランドでございます。アメリカでそのナを広めながらも、スイスの自社工場で生産した部品を使用しているために、ムーブメントには”スイス製”の刻印がされておりました。
お預かりいたしましたのは、シンプルなデザインの手巻きのお時計でございます。リューズを回転させてゼンマイを巻き上げることが出来なくなっており、また動作自体も停止してしまっております。
巻いても巻いても空回りをしてしまう場合には、ゼンマイ切れの可能性が考えられますが、まったく巻き上げることが出来ない場合にもゼンマイの不具合が予想されます。
ゼンマイを交換する必要がある場合には、まずお時計にあったゼンマイ部品をお探しするところから始めます。ひとくちにゼンマイと申しましても、実はその規格はお時計によって様々ございます。少々特殊なモデルや年代物のお時計になりますと、純正はもちろん、社外製の代替品も入手不可能というケースもございます。我々が思うよりも奥深い部品のようです。
まずは、不具合の原因を調査し、あらためて後日詳しいお直しのご案内を差し上げたく存じます。
このたびはご相談いただきありがとうございます。【33533】

今日の業務目標

• 昨日営業時間外〜本日営業時間内にいただいた、すべてのお問い合わせのメールにご対応いたします。→完了いたしました。
• お見積のご案内から長らくお返事を確認できていないお客様で、お見積書の郵送準備をいたします。→８通分、完了しました。

あすへの引き継ぎ事項

• 本日営業時間外〜あす営業時間内にいただいた、すべてのお問い合わせのメールにご対応いたします。

日報作成時間

18:35- 19:00

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