に 近藤【時計修理工房】 が 職人から教わりました。
修理工房の近藤でございます。本日もたくさんのお問い合わせ、誠にありがとうございます。
本日は、テンプをご紹介致します。宜しくお願いします。
今日のお写真【テンプ】
機械式のお時計をご愛用のお客様、現在、進みの症状でお困りではございませんか?
本日のお写真は【テンプ】と呼ばれる部品でございまして、お時計の精度を最もつかさどる部品でございます。
【テンプ】は、非常に衝撃に弱く、金色の骨格に巻かれた細い【ヒゲゼンマイ】(巻上げるゼンマイとは別物)
が中心ズレや、絡んでしまいますと、たちまち精度に影響を与えてしまいます。
経年的な機械油の劣化で見受けられる1日に1分〜3分程の遅れとは異なり、
1時間に数分、1日で数十分と、お時計としての機能を果たさない程、精度に影響致します。
一概には言えませんが、
【ヒゲゼンマイ】が中心ズレや絡んでしまっている時は、進みの症状が出ます。
(稀に遅れの症状が見受けられますが、ほどんどが進みの症状でございます)
症状の改善には…
テンプの修正は、最も精度をつかさどる部分でございますので、部分的な修正では難しく、
オーバーホール工程と合わせまして、精度調速が必要でございます。
テンプ自体が破損しておりませんでしたら、修正はオーバーホールのみで可能でございますので、
大幅な進みでお困りのお客様は是非、近藤までご相談ください!
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日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。
私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。
▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。
株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。
いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。
私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。
私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。
2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同
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