時計修理工房の岸が本日の業務日報を報告致します。本日は多くのお客様がご来店頂き、お客様の思いが詰まったお時計のお話をお聞かせ頂きました。誠にありがとうございます。お時計を再び動かせるよう精一杯努めます。

今日のお時計【SKAGEN】

C様のSKAGENは風防の中でクロノグラフの枠が外れてしまい、針に接触しお時計は完全に停止している状態でございました。修理方法と致しましては、枠を接着しお取付を行う。しかし、あくまで接着の為、衝撃には非常に弱く再度外れてしまう可能性がございます。または、文字盤全体の交換が必要でございます。
すると、C様は少し考えた後で…

この枠を取り除いてください。

わたくしのご提案の中にはないお答えでした。確かに枠を取り除けば再発の可能性はなく文字盤を交換する必要もございません。修理費用と致しましては、枠を取り除くだけですので、技術料として3,000円となります。C様の思い切った提案で安価でご満足頂ける修理となりました。本来であれば、わたくしからご提案しなければならない内容です。お客様の目線に立ち、お客様の為の提案を心掛けます。

今日の業務目標

  • 職人から届いたお時計の所見を丁寧にお客様へお伝え致します。

今日の業務スケジュール

10:00 – お問い合わせフォームからご相談、お申込みを頂きましたのでお返事を差し上げました。
13:00 – ご来店頂きましたお客様からお時計をお任せ頂きました。
15:00 – 職人から届いた所見をお客様へお伝え致しました。
16:00 – 休憩を頂きました。
17:00 – 引き続き職人から届いた所見をお客様へお伝え致しました。
19:00 – 本日、メールでお問い合わせを頂きましたお客様に、すべてお返事を差し上げました。

あすへの引き継ぎ事項

  • 20時以降にご相談、お申込みをくださったお客様には、明日ご連絡をさし上げます。
  • お見積りの期限の近いお客様に、順次行程のご案内を致します。
  • 13443 お見積りのご連絡をいたします。

日報作成時間

19:40 – 20:00

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 岸 【時計修理工房】が執筆しました。

TAG HEUER CARRERA を使用しております時計修理工房の岸でございます。私の時計は初めてのボーナスの時に少し背伸びをして購入致しました。購入から1度メンテナンスを行っており、現在も元気に動いております。少し進み気味でせっかちな時計ですが、思い入れのある時計でございます。 お客様のお時計にも様々な思いが込められているかと存じます。お時計の思い出をお聞かせ頂けますでしょうか。ご相談をお待ちしております。

岸 【時計修理工房】が綴った日報の一覧はこちら。

私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同