時計修理工房の三島でございます。本日もたくさんのご来店・お問い合わせありがとうございます。
本社のある名古屋についても梅雨いりいたしました。昨日の雨と変わって本日は天気が良く、汗ばむ陽気しかし蒸し暑い1日でございました。これから雨の日が多くなるかと存じますが、防止時計でなくても防水時計でも、不要なお時計の水濡れは避ける事をおすすめいたします。時計の表面に付着した水分は、内部への水分の侵入がなくとも、表面の汚れの原因となりますので。
濡れてしまった場合は、できるだけ速やかに水分を拭き取っていただくのが良いかと存じます。
本日は機械式時計の内部サビ発生の修理についてご紹介いたします。
本日のお時計【時計内部のサビ発生について】
本日は、機械式時計の内部サビの発生により、いくつかの部品交換が必要となったお時計の修理の見積りのご案内を何件かいたしました。
機械内部に水分・湿気が入り込み、そのままになってしまいますとその水分からサビは発生いたします。
軽度のサビはオーバーホールの工程で部品洗浄により落とすことが可能ですが、強度のサビは洗浄では落としきれず、部品の交換が必要となってきます。
水に浸けたことも濡らしたこともない。という方のお時計でも内部部品のサビつきが発生してしまうことがございます。
オーバーホールせずに10年以上が経過しますと、内部の機械油が劣化し乾いてしまいます。油が乾いた部品にたいして空気中の微量な水分からサビが発生したり、部品に経年により混入したゴミや汚れが付着しますと、そこからサビてしまうこともございます。
お時計によって、内部部品は高額になりますので、お修理費用が高額になることがございます。
内部部品を長持ちさせるためにも、定期的なメンテナンスを行って機械油が劣化したままにならないようにする事をおすすめいたします。
今日の業務目標
- できるだけ多くのお客様にお見積りをご案内いたします。
今日の業務スケジュール
10:00 – 13:00 – お預かりしたお時計の故障状況確認と記録撮影。窓口にお越しのお客様の対応をいたしました。
12:30 – 13:30 – 休憩をいただきました。
13:30 – 14:00 – お時計を修理職人にお渡しする準備を行いました。
14:00 – 18:00 – お見積りをお客様にご案内いたしました。窓口やお電話でのお問合わせのご対応をいたしました。
明日への引き継ぎ事項
- お客様へお見積りをご案内いたします。ベルト交換のご依頼を複数いただいております。ご要望にあわせた交換ベルトをお探しいたします。
日報作成時間
19:30
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