修理工房の三島でございます。本日もたくさんのご来店・お問い合わせありがとうございます。
本日はOMEGA SPEED MASTER(オメガ スピード マスター)のご紹介です
今日のお時計【OMEGA SPEED MASTER(オメガ スピード マスター)】
本日は、オメガのスピードマスターをお預かり致しました。
先日、オメガの販売店を覗いたのですが、スピードマスターと一言に言ってもそのバリエーションはかなり豊富になっており、デザインや装飾の素材にかなりの種類がございました。
中でもセミラック素材が使用されているモデルは高額に感じました。
本日、お預かりしたスピードマスターは、これぞスピードマスターというベーシックな自動巻きタイプでカレンダーがついていない、黒い文字盤とベゼルのモデルでございます。
スピードマスターというと、この自動巻きモデルとプロフェッショナルという手巻きモデルが最もポピュラーではないでしょうか。
お困りの内容としては、動作しなくなってしまったとのこと。
確かに手巻きでも自動巻きで振ってローターを回しても動作いたしません。
経年により内部の機械油が劣化し、歯車の動きが重くなって動作しなくなってしまったのか、ゼンマイが切れてしまったのか、どちらかの原因が多いのですが、プッシュボタンの軸に錆び付きが見られますので内部にも錆びが出ている可能性がございます。内部部品の錆び付きによる停止も考えられます。
内部部品の錆びについては、オーバーホールによる分解洗浄や別途錆び落としで、ある程度落とすことが可能でござます。
しかしながら強い錆び付きの場合は、部品を交換する必要がございます。
また、錆び付きがケースや裏蓋にもございますと、錆びの影響で素材が腐食して、密閉性が失われ防水性能が低下する事がございます。
内部の錆びの原因としては、水分・湿気の混入はもちろんございますが、経年により部品に塗布された機械油が乾きますと、内部の空気中の微量な水分によって徐々に錆びてきてしまう事もござます。とくに水がついた覚えがなくても、内部が錆びが出ている時の原因の多くは経年によるものでございます。
これより詳しくは内部、拝見いたしまして、お見積りを作成いたします。
この度はご用命いただきありがとうございます。
「オメガのお時計は、【オメガのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://watch-repair-omega.com
今日の業務目標
- できるだけ多くのお客様にお見積りをご案内いたします。
今日の業務スケジュール
10:00 – 12:30 – お見積りをお客様にご案内いたします。窓口やお電話でのお問合わせのご対応をいたします。
12:30 – 13:30 – 休憩をいただきました。
13:30 – 14:00 – 修理職人へ修理の必要なお時計をお渡しする手配をいたします。
14:00 – 19:00 – お見積りをお客様にご案内いたします。窓口やお電話でのお問合わせのご対応をいたします。
明日への引き継ぎ事項
- お客様へお見積りをご案内いたします。
日報作成時間
19:30
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